設計趣旨
業務を行いながらの庁舎の増改築計画
工事開始前、敷地内には2棟(1960年代竣工)(1990年代竣工)の建物があり、
内一つは1960年代に建設されたRC造の建築物であったが、
新耐震基準を満たすためには大規模な改修が必要なこと、
機能上不都合な点があることがあったため解体を行い、新たに規模を縮小して増築を行う計画とした。
以下の工程で工事を進めていくことになった。
1.規模を縮小した建物を増築
2.庁舎の改修(1990年代竣工)
3.庁舎の解体(1960年代竣工)
4.解体した場所に駐車場を整備
各工程ごとに関係機関と打ち合わせや、各課の引越しなど、官民一体となり2年間継続して
工事を進めました。
外部のデザインについては、既存庁舎(1990年代竣工)に合わせ、軒の出の長さ、屋根の色等をそろえて計画することで
地元の方に引き続き親しんでいただける建築を目指しました。
内部のデザインについては、トイレの色彩計画、内部サインのデザイン等を職員の方々と打ち合わせを行いながら進めました。