ネーブルパーク多目的ブース新築工事 

ネーブルパーク多目的ブース新築工事 

設計趣旨

公園内にある来園者のための休憩所と飲食物等を販売するスペースを併設した施設。
店舗部分は天井を高くして開放感のある空間を実現、木製の大開口部には公園の緑が映り込みます。
   特徴的な形はアイコンとなり、駐車場側やステージ側からでもよくわかります。
   その他の部分は、できるだけ軒高を低く抑え圧迫感が出ないように計画しました。
   庇の下の空間は、店舗で買った美味しいパンを食べながら過ごす来園者の方々の憩いの場となっています。

撮影:齋藤写真事務所 

野村甘露煮店改修工事

野村甘露煮店改修工事

北川辺分署耐震補強・改築工事

北川辺分署耐震補強・改築工事

古河市立古河第一小学校改築事業

古河市立古河第一小学校改築事業

設計趣旨

古河第一小学校は古河城出城跡に位置し周辺には古河歴史博物館、文学館などがあり市街地におけ
る景観形成重点地区にある学校である。私たちは改築にあたり「歴史・文化が漂う緑に包まれた学校」
をコンセプトに、ワークショップにより地域住民・児童・先生方の意見・学校への想いを取り入れ、
「歴史の面影」「場の記憶」を残した地域の核となる学校づくりを目指した。
明治37年創立当初のままのレンガ造りの「赤門」(今回設計にて門扉を復刻)を中心に 中庭、
昇降口を配し高台に校舎棟を整備、西門からは堀跡の名残である敷地の高低差を利用し、
石垣の城門のように校舎の下をくぐり中庭へと導く。記憶にある木造校舎の妻入玄関や日本瓦切妻屋
根、レンガタイル、石積みは周囲の歴史的景観と調和し、良好な景観うるおいのある空間を形成した。
内部は杉の羽目板を基調に木ルーバーなど木を多用し木のぬくもりを感じる空間とした。
北側に位置する昇降口、廊下は、吹抜や天窓、ルーバー等により採光を確保し広く明るい活動空間と
し、中間期には吹抜や天窓による風通しの良い空間を作り出している。また教室や廊下より中庭や
テラスへの連続性を計画し多様な学習空間として拡がるように計画。
図書・PC教室は可動間仕切により一体的に使用でき連携利用を可能にしたラーニングゾーンを形成し
ている。続く多目的室は「出城ホール」と名づけられ開放的で明るい空間とし、古河歴史博物館や
渡良瀬川の土手を望む古河らしさを感じる一小を象徴する空間とした。
特別教室エリアは将来的な地域開放、災害時の利用を想定して管理エリアと区画できるよう配置動線
計画を行った。また広いテラスを近接させることにより実験や観察等の屋外授業に対応した。
階段は誰にでもわかるよう校舎の四隅に設置し、各々色分けし位置や移動空間を認識しやすいように
し安全性の配慮をした。
重要度係数を1.25に設定することにより耐震性の向上を図るほか、ハザードマップの予想される
水害に対し校舎棟は高台に配置することにより学校機能を維持させ、屋外運動場についても
避難所の機能を確保できるよう浸水深さ以上の床高さに設定している。
環境負荷低減、省エネ効果及び非常用電源としての防災機能確保のため蓄電設備を併用した太陽光
発電を導入した。

受賞履歴:
第30回茨城建築文化賞 議会議長賞
平成28年茨城県うるおいのあるまちづくり顕彰事業 グリーンリボン賞

撮影者:齋藤写真事務所 

ネーブルパークトイレ

ネーブルパークトイレ

設計趣旨

 四季折々に色々な体験ができる大きな樹木等が残る自然あふれる市民の憩いの場であるネーブルパークに公衆便所として利用しやすく、周囲と調和する施設を計画。
 計画地は子供広場に近接している為親子連れの利用者が多いため、軒先を大きくとり木陰や雨よけの空間をつくり、ベンチ・水道等を設置し、レストスペースとしての機能をもたせる。
 また、トイレとしては明るく清潔な空間とするため、窓を大きくし光を取り込み、気配の緩衝として木製ルーバーを設置。
 洗面所上部はガラス屋根とし、壁を木のルーバーしトイレ内に風の流れをつくり便所内の換気を促すとともに、自然の木漏れ日が建物内に入り昼間は照明の必要ない明るい清潔感のある空間となっている。
 外観は、軒を低くしボリュームを抑え、ルーバーにより視線を遮らず奥の風景と一体化させ、建物の存在感を抑え、杉・大谷石などの自然素材を外壁に用いることにより自然に溶け込むような建物を目指した。

撮影:中山

F認定こども園新築工事

F認定こども園新築工事

設計趣旨

「自然を通した様々な交流や体験が子供たちの豊かな感情を育む施設」をコンセプトに
幼稚園・保育園・妊娠中のお母さんも対象とした子育て支援施設を一体的に計画した複合施設。
計画地は低層の住宅地に位置し南に緩やかに下っており高低差が2m近くあった。残土の発生を極力避けるため敷地のレベルを二つに分けて計画。
高低差を利用し2つの床レベルを設け、建物内部に移動するたび景色が変わるスロープや床下空間を設け敷地形状を生かす計画とした。
中庭を中心としたゾーニングは建物内に自然を取込み、3歳以上児と未満児のエリアに程よい距離感を作った。
各エリアの交点には交流・遊びスペースとして読み聞かせコーナー、お絵描きコーナー等を設け幼児の自主活動や出会いによるコミュニケーションが行われる計画とした。
どこからでも見える中庭は四季の変化を感じさせると共に全体の視覚的な繋がりにより建物に一体感を持たせ、管理上目が行き届くよう計画。
※プロポーザルコンペディション最優秀賞

撮影: 藤井