設計趣旨
利根川・江戸川の分岐点にあり、江戸川沿いを走るサイクリストや公園の来場者の休憩所と防災倉庫を併設した施設。休憩室部分は、2本の大梁を用い幅11m・奥行き7mの空間を確保し、多様な利用方法が可能となっている。
無人の施設ではあるが、自動販売機による飲食物の提供を前提に計画を行っている。有事の際は防災拠点としての役割を担い、防災倉庫のみではなく蓄電池を施設内に備え公衆無線LANによる通信手段の確保・情報の提供を行うことが可能となっている。
撮影:中山