屋根の骨組みとなる垂木(たるき)を等間隔で固定します。
固定方法については風圧で飛ばされないよう
規定のビスや金物なので留め方が決まっています。
「桜町の家」では「タルキック」というビス留め工法としました。
屋根本体をのせるために垂木の上に野地板(のじいた)を敷きます。
構造用合板が多く用いられていますが、
用途地域によっては耐火性能のあるものを使用する場合もあります。
「桜町の家」では構造用合板 厚さ12mmの上に
石膏ボード 9mmを敷いています。
これは、使用する屋根材が金属のため、瓦屋根より少し雨音が響きます。
それの防音対策としてです。
そして防水シートを全面に施工します。
「防水」というだけに屋根材から万一の雨の侵入を守る役目です。
一般的は「アスファルトルーフィング940」
「改質アスファルトルーフィング(ゴム系)」などがあり
規定の重ね幅や施工方法などが決められています。
「桜町の家」ではアスファルトルーフィングを使用しました。
これで屋根の下地完了です。
「桜町の家」過去記事
http://nagatsuka01.xsrv.jp/blog/h-sakamaki/sakuramachinoie
投稿者:H.Sakamaki
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