生きがいと死にがい

こんにちは。Fujii です。

久しぶりに小説を一冊全部読み切りました。

 

タイトルは「死にがいを求めて生きているの」

 

「桐島、部活やめるってよ」「何者」

の作者である朝井リョウさんの作品です。

上記の作品は映画で見たことがあったのですが

朝井さんの小説を読むのは初めてでした。

 

舞台は北海道、二人の人物を主軸に

平成初期から平成後期までの25年間を描いています。

物語は二人の周辺で起きる出来事を

章ごとの主人公が語っていく構成となっています。

 

物語の詳しい内容についてはここでは書けませんが、

前提として作者は昭和の時代では当たり前であった、

競争の勝者になることで手に入れられたであろう

幸福や地位があったと言っています。

 

平成の時代になり、勝敗をつけなくなった運動会、

価値観の多様化による

ナンバーワンよりオンリーワンの風潮などに戸惑い

自分なりの幸せや生きがいを自分で見つけ「なければ」ならない。

そんな焦燥を覚えながら生きている人々に

焦点を当てた小説だと思いました。

 

全てが当てはまる事柄ではありませんでしたが、

多くの発見と共感を得ることができました。

 

この小説は螺旋プロジェクトという作家同士が

「対立」というテーマを軸に

古代から未来までを書いている小説群です。

 

もし好きな作家さんなどがいましたら

読んでみてはいかがでしょうか

次巻は伊坂幸太郎さんです。

 

それでは、また

 

投稿者: Fujii

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