旅行記-04 (オーストラリア3日目)

3日目のメインは、シドニーから西へ100kmほど言ったところにあるブルーマウンテンズ国立公園へ。

前日の疲れもあり朝は結構ギリギリに^^;

朝食は到着した日に買っていた、パンを急いで食べてシドニーのセントラル駅へ急ぎます。

シドニーからブルーマウンテンの玄関口でもあるカトゥーンバ駅へは、セントラル駅からブルーマウンテンラインに乗り、約2時間の鉄道旅。

このブルーマウンテンラインが厄介で、観光地へ向かう列車なのに1時間に1本程度しかありません。

 列車自体もまさに日本のローカル線のような列車。

隣に停車していた列車と比べると「・・・これ?」と言いたくなるような感じですw

 

やはり日本の列車とは仕様が違っており、日本でいうところのJRのグリーン車のような作りです。

前後2カ所に扉があり、座席部は2階建になっており、日本と違うのは座席の背もたれがリバーシブルのようになっており各自で勝手に前後が移動できるようになっています。

座席の綺麗さは、やはり日本は綺麗ですw

 行きの列車は、2時間ほぼ爆睡・・・カメラをカバンに入れていたとはいえアジアからの観光客が二人して爆睡はちょっと無防備すぎた気もします。

 到着してホームに降りると、観光地らしく人・人・人。

駅自体は無人駅となっていて、日本の交通ICのようなものをタッチする部分のみ。

料金表示があったので確認してみると、日曜日だったためやはり2.5$!

2時間乗って日本円にすると約200円程度。

このシステムは羨ましいです。

駅を出ると、カトゥーンバ駅からブルーマウンテンズの絶景ポイントであるスリーシスターズのあるエコーポイント・アトラクション施設であるシーニックワールドへは徒歩で約30分かかる為バスを求める人でごった返しています。

私は人ごみが苦手なこともあり、バスの時間の確認や乗り場を調べることもなく徒歩を選択!

見ず知らずの人ごみの中バスで揺られるのは耐えられません・・・

しかし、徒歩30分は想像以上に遠い。

朝出発する時点では15度前後で肌寒く長袖の上着を羽織っていたのですが、日差しも強く気温も上がり25度近くまで上がります。

 全くの準備不足で水すら買っていなかった為、エコーポイントに着くことにはヘトヘトにw

日本ではすぐコンビニもありますが、海外では事前準備が大切です、、、

 エコーポイント付近にはレストランやフードコートのようなものもあり、まずは休憩を。

このエコーポイントには、スリーシスターズと言われる奇岩があります。

スリーシスターズの名前はアボリジニの伝説から来ているのだそうです。

 これはアボリジニの神話時代のお話です。

昔々、ジャミソン渓谷にカンダンガラのミナイ、ウイムラ、ガネデゥという美しいジャイアントの3人姉妹が住んでいました。3人姉妹は近隣のダルク部族の3人兄弟と恋仲でしたが、昔からの掟で他の部族との結婚は固く禁じられていました。

勇敢な若者たちは姉妹の略奪を計りましたが、それが原因で部族間の戦争が勃発してしまいました。戦争が始まるとガンダンガラ族のクラジュリ(祭司)は、娘たちを危険から守るために一時的に岩に変え、戦いが終わったら元の姿に戻してやるつもりでした。ところが何と、クラジュリ(祭司)は戦士してしまい、今日まで誰も魔法を解くことができず、3人姉妹は今でも元の美しい姿に戻る日を待ち望んでいます。
Blue Mountains Tourist Winter 2016から)

私は、行くまで勘違いしていたのですがコーヒーのブルーマウンテンはジャマイカにあるブルーマウンテン山脈で栽培されているコーヒーのようで、オーストラリアのブルーマウンテンズは関係ありませんでしたw

オーストラリアにあるブルーマウンテンズは、国立公園一帯にユーカリの木が植生しており、そのユーカリの木から揮発されるオイルが太陽の光で反射し、青く霞んで見えることからその名が来ているようです。

いろいろ写真を撮ってみたのですが、現地でみる雄大な景色を切り取るのは難しい。

エコーポイントに着いた時点で早めの時間に着いたので、ここからも徒歩でシーニックワールドを目指します。
シーニックワールドへ行く道中は、遊歩道が整備されており、ここも徒歩30分程度。

いろいろ諸事情があり、無理をしない程度に行こうということになったのですが到着する頃には疲れすぎてシーニックワールドで楽しむ余裕もなく・・・途中で道を間違え遊歩道から外れ遠回りをして元来た道を途中まで戻っていました。

 目的地へ到着はしたものの、ここも入場券を買う人、施設内に入る人でごった返しています。

そこに計ったようにカトゥーンバ駅へ向かう路線バスが・・・ほとんど考えることなく乗り込んでいましたw

ここで驚いたのが降りる時です。

オパールカードの仕様が可能だったのですが、1日あたり2.5$の上限がバスでも使えたのです!

そんなことなら、行きも多少無理してでも乗ればよかった・・・ちなみに帰りのバスはガラガラだったのですが、駅に着いた途端乗る人でごった返しておりおりることができない状態。

それでも乗る人が道を開けてくれないのはやはり海外です。

時間的にはだいぶ遅くなってしまったのですが、駅前にある小さなカフェ(座席はありません)とサブウェイでサンドイッチ・ミートパイを買って駅のホームで食べたのですがミートパイが絶品!

食べたことがなかったのですが、こんなに美味しく満足感のあるものなら日本でも探して食べてみたいです。

帰りの列車では寝ることもなく、車窓を眺めながらの2時間。

まさに郊外というような住宅街があったり自然が多い場所があったりと、日本とは又違う街並みや生活感があり退屈することなくセントラルまで戻ります。

 ここからホテルまで、懲りることなくまた歩きで戻ったのですがここでノックダウンw

まだ15時過ぎだったのですがホテルで仮眠です。

シドニーも3日目なのですが、この時は1回もレストランで食事をしていませんでした。

仮眠から起きたのが17時頃。

シーニックワールドもパスしていたので、せっかくだから食べに行こう!ということでステーキを食べに行くことにします。

目をつけたのが、ダーリングハーバーにあるアイムアンガスステーキハウス。

ここもホテルから20分以上歩く場所にあったのですが、仮眠したこともあってか食べ物につられてかまた歩きますw

ダーリングハーバーは元々貿易港があったところにショッピングモール等を誘致した場所となっており、レストランも港沿いにあり景色のいい場所です。

この時期のシドニーはとても日が長く20時頃になってもまだ明るく、食事を終えた後ショッピングモールを回ってもまだ明るいうちにホテルへ。

さすがに歩き疲れたこともあり一通り翌日の帰国用の荷物をまとめたら動く気になれず、翌日の計画も考えることなく、、、

投稿者:S.nakayama

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